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執筆者の写真高本 玲代

更年期障害で職場に迷惑をかけないためにできる5つのこと

更新日:2023年4月15日



更年期に不調がちになってしまい、職場に迷惑をかけてしまっていて仕事をやめようか悩んでいる…


更年期でイライラしたり不調になってしまっている先輩社員を見て、自分も将来職場に迷惑をかけてしまわないか心配…


そんなご相談をいただくことがあります。


年間500件以上の更年期の方やその家族のご相談にのっている筆者が今回そのお悩みについて5つの対処法をお伝えします。


こちらYoutubedemoお話ししてますので、聞きたい方は画面をタップしてください。


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<目次>








対処法1:早めの受診



更年期障害は、そもそも女性ホルモンの低下により出てくるものです。しかし残念ながら月経や出産同様、その症状の種類や深刻さには個人差があります。


例え症状が重かったとしてもご自身を責めないでください。


まず一番大事なことは「受診」です。



更年期の治療法についてはこちらのリンクでご説明しておりますので、是非ご参考になさってください。


対処法2:早めの業務調整



受診の次に大切なのは、今後のスケジュール調整です。受診計画ができたら、職場の関係者との業務調整が必要になります。


通院の休みがまず必要になってきますし、在宅勤務が利用できる場合は在宅勤務の申請をしてみましょう。通勤が減らせるだけでも体の負担は軽減されます。


あなたの職場の上司や同僚にとって一番つらいことは、あなたが辛いのに無理して頑張った結果、倒れて突然会社に来れなくなることです。


勿論、職場によってどこまで対応できるかは違いますが、粘り強く自分が無理せず働き続けられる方法を話し合っていきましょう。


その中でお互いの妥協点を見出していくことも大切です。


事前に自分の中で妥協できない点、妥協しても良い点などを整理しておくと良いでしょう。


医師から言われた内容を含め、現状を伝えたうえでどんな業務調整が必要なのかまず希望を伝えたうえで具体的に話し合っていきましょう。


更年期で休職になってしまう多くの人が「ギリギリまで我慢してしまう」という特徴があります。


不調がひどくなると、そういった調整について話し合う元気もなくなってきますから、早めの行動をするのがおススメです。



もし、すでに働くのに困難を感じている場合は休職も検討しましょう。更年期における休職についてはリンクにまとめています。


対処法3:ライフスタイルの調整



業務調整もライフスタイルの調整の一つですが、私生活でも同時に大事なことがあります。これから伝える3つのことをうまく調整していきましょう。


①睡眠時間の確保



更年期症状の一つに不眠があります。ただでさえ眠れないこの時期ですが、もともと確保している睡眠時間が少なければ体調はなかなか改善しません。


すくなくとも7時間くらいの睡眠が確保できるよう生活を調整していきましょう。


更年期の不眠対策についてはリンクでまとめています。


②運動習慣を作る


運動習慣を作る目的の一つは睡眠の質を上げることです。また、運動を取り入れることで様々な更年期症状を緩和することが研究でもわかっています。


更年期におススメの運動や、始め方などはリンクでお伝えしております。


③食生活の見直し



更年期で不調になると、簡単な食事になりがちです。例えば炭水化物ばかりになってしまってビタミンやミネラル、たんぱく質が足りなくなると言ったこともあり得ます。


大事なのは食事の「バランス」です。


もちろん体調が悪くて自炊できない、ということもあるでしょう。そういう時は外で買ってきても構いませんが、バランスを意識して摂るようにしてください。


また腸内環境を整えるために発酵食品を積極的に摂ることもおススメです。


一番良くないのは「パンだけ」「ご飯だけ」といった食事です。今一度ご自身の食生活を見直してみましょう。


更年期におススメの食事というのを別途まとめていますので、詳細はそちらのリンクからご覧ください。


対処法4:ストレス対策



更年期は公私ともに色々な役割を背負う時期でもあります。


職場の人間関係、子供やパートナーとの関係、親の介護、など様々なストレスを抱える時期と重なります。


しかし、困難な中でもストレスに対する対処法を知っていると、うまく乗り越えることができます。


大事なのはその「対処法」を身に着けていくことです。


更年期のストレスマネージメントについてはリンクでまとめています。


また、自分自身で更年期のストレスマネージメントをしていくことに自信がない方は

「よりそる」というラインプログラムがおススメです。


こちらは一人で使っていただいた場合はカウンセリングも活用しながらストレスマネージメントを強化していくことができます。


また、パートナーと使っていただくことで、パートナーの協力を得ながら更年期のストレスを乗り越えていくことができます。


お一人用でもカップル用でもどちらでも途中からの切り替えが可能となっておりますので、ご興味がある方はコチラをご覧ください。




対処法5:家族の協力を得る



パートナーやお子さんがおられる場合は特に家族の協力が大きなポイントになります。


例えば家事をパートナーが協力的にやってくれる、家事の手抜きを家族が理解して補ってくれると負担はかなり軽減されます。


夫の無理解をなんとかしたいという方はリンクをご一読ください。


「家族に言っても伝わらない」という方は、伝え方そのものも「よりそる」でサポートしています。


まずは一人用をご利用いただいたうえで、良いタイミングで二人用をご利用いただいても良いかもしれません。


まとめ



更年期になると「迷惑をかけたくない」と思われる方が多くなります。


職場はあなたの人生を「金銭を含めて丸ごと守ってくれる」わけではありません。


あなたの健康や人生を守るのはあなた自身です。


生きていれば体調が悪くなること、子育てや介護の問題でこれまでどおりの働き方ができなくなること、は誰にでも可能性があるのです。


パフォーマンスが100%出せる人だけが働くことが求められる職場は逆に言うと「ブラック企業」になります。


もしあなたのパフォーマンスが低下していることを責める人がいたとしても、それを気に病んで仕事をやめてしまってはもったいないです。


社会はお互いの助け合いの中で成り立っています。今は休んだとしても、稼働を落としたとしても、その中であなたがまた復活できる方法を見つけていける方がずっと大切なのです。


更年期は正しい取り組みをしていれば、必ずよくなります。今は辛くても将来の回復した自分をイメージして乗り越えていきましょう。


また同時に職場で助けてくれた人、フォローしてくれたには感謝の気持ちを伝えましょう。


お互い支え合いが大事、とは言うものの、人はお礼を言われると嬉しいものですし、あなたについても許容してくれやすくなります。


「すみません」と謝るよりは「ありがとうございます!とても助かっています」と明るく伝えるのがおススメです。


それでももしどうしても辛くなったら休職も考えましょう。すぐにやめる必要はありません。長い目で見たら、休職してでも働き続けてくれる方が職場としてはありがたいものです。


あまりに辛く、休職を考える方は



をご覧ください。





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