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執筆者の写真高本 玲代

更年期障害かもしれない女性、周りの対応で気をつけること



更年期障害の原因は?


更年期障害の要因は大きく3つと言われており、それぞれが複雑に絡み合っています。



1.女性ホルモンの急激な低下
2.本人の性格・気質
3.周囲の環境

女性ホルモンの急激な低下は全員に起こるのですが、全員が更年期障害に悩まされるわけではありません。


更年期障害になりやすい性格としては


①まじめで頑張り屋

②一人で抱え込んでしまう

③無理してでも頑張ってしまう


といった特徴があります。


一般的には素晴らしい特徴なのですが、不調が起きていて少し手を抜いたり周りの助けが必要となるこの時期に、一人で頑張ってしまってるうちに心身の不調をきたしてしまい時として動けなくなることもあります。


周囲の環境としては


①子供や仕事、介護などの体調以外の問題を抱えている

②相談できる人がいない

③周囲が本人の辛さに気づいていない


などがあげられます。


更年期障害の症状はどんなものがある?


更年期障害の症状は100以上ともいわれています。その中でも特に周囲から感じるものをお伝えします


要チェック

周囲からこんなものが見えれば更年期かも





いかがでしょうか?その女性が40代でこういったものが見られたら更年期である可能性が高いです。


周囲の人が意識することや対処法


一般的に「イライラおばさん」=更年期と揶揄されがちですが、ご覧の通り更年期は決してイライラだけではありません。中には周囲の人に影響が出て周囲でわかることもあります。


ただし、「更年期」という言葉がおばさんやイライラしている人、などあまりにネガティブなイメージがあるため


「更年期じゃないの?」という周囲からの言葉に本人は傷つく可能性があります。一番つらいのは本人なので、まずは「大丈夫?」「体調悪くない?」などの声をかけてあげましょう。


そうすると本人が色々と辛さを吐き出すかもしれません。



その時に「この時期女性ホルモンの変調で不調になる女性が多いらしい」と伝えて下記のような簡易問診をしてあげてはいかがでしょうか?



こういったものが本人も自覚しやすくなります。



婦人科を探してあげる、などもおススメ


本人が腰が重い場合は近所の婦人科で更年期対応をやっているところを探してみましょう。こういった検索はお子さんなど若い世代が上手かもしれません。


場合によってはパートナーが連れて行ってあげるのが良いでしょう。


そうするとよりきめ細やかに周囲がどうしたらよいか聞くことができます。


更年期であまりに辛くなると、本人が通院する元気がなくなっている場合があります。


もしくは「大丈夫」という可能性がありますが、先ほどの簡易問診で受診の点数が出ていれば説得しやすいでしょう。


周囲にも影響が大きな更年期障害ですから、家族みんなで考え、寄り添ってあげることは大切です。


また当社では細かな更年期の情報や、パートナーがどう接したらよいか、日頃の体調の共有などでサポートするサービス「よりそる」を提供しています。


「医療とどう向き合えばよいのか」「こんな場合はどうすれば良いのか」などはカウンセリングも月最大5回利用しながら夫婦でご利用いただけますので、良ければ是非ご検討くださ

い。





更年期の当事者だけでなく、この時期風当たりが強くなるパートナーの方に必要な支援もしております。


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