更年期障害で辛いけど夫は理解してくれない。夫の思いやりがない…
辛いと伝えても「気のせいでは」とか「やる気の問題」などと言われて困ったという声も良く聞きます。
他方、更年期障害は周りに症状が見えず、唯一表に見えるのは「イライラで怒られた」「八つ当たりされた」といった精神症状がほとんどです。
そうなったときに家族や周囲との関係にも影響が出る場合があります。しかしそんな時に
夫が理解してくれていると気持ちも違いますし、物理的に助かる面も多くあります。
他方対処法を間違うと、かえって辛くなったり病状が長引いたりうつに発展することもあるので注意が必要です。
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夫がなかなか更年期障害を理解できないワケ
理由は大きく3つあります。
①更年期障害の存在をそもそも知らない
②言葉を知っていても近親者で更年期障害がひどかった人がいない、もしくは気づかなかった
③理解はしているが当事者が期待する対応ができていない
①⇒③になるにつれて理解は進んでいますが、当事者の不満が大きいのには変わりはありません。
ちなみにうちの夫の場合はそもそも更年期を知らず、また親の更年期にも気づいておらず、知っても期待する対応ができない、というすべての道をたどりました。
更年期障害の原因とは
まずはそもそも更年期障害がなぜ起こるかわからない方のために簡単に説明します。
こちらはわかりやすく言うと卵巣機能の低下→女性ホルモンの低下→脳の誤作動が原因です。
つまり女性ホルモンの低下が原因で様残な身体症状が出てくるのです。年齢はだいたい45~55歳と言われていますが、個人差があるため、前後する場合があります。
更年期の治療法などはリンクをご覧になってください。
夫が更年期障害に対して理解を深めるには
身近な人に更年期障害がひどかった(と認識できる)人がいなかった場合、なかなかイメージできないことが多いです。
ただ当事者が「辛い」と伝えても、「甘え」だと思って理解できない場合があります。
しかし、一般的にどんな変化があると言われ、どんな症状があるのか、を客観的な情報やデータをもとにしながら伝えられると理解しやすくなります。
それは「主観ではない」と認識できるからです。
、最近ではNHKが更年期の特集をよくやっていて次第に一般に認知されつつあります。
2022年に国会でも岸田首相が更年期について言及していたり、企業によっては研修対応をしたりしています。実際当社でもポーラ様や、デロイトトーマツ様に研修をさせていただいてます。
退職や休職を含めた更年期ロスが100万人にものぼり、イギリスでは法的にも政府が対応し始めている、など社会の状況を伝えることも夫の理解につながります。
私自身も夫に対して最初にしたアプローチは外部の信頼できる情報の提供からでした。
また、以下は日経ヘルスUPに記載されていた女性の行動の変化や主な症状です。
この時期の女性の行動の変化
・ ボーッとすることが多い
・ 感情の起伏が激しい
・ 集中力や記憶力の低下
・ 「うつ」のような状態になる
・ 自分に対する極度の不安や心配
・ 今までやっていたスポーツがつらい、疲れる
・ 食欲が落ちる
・ 性欲がなくなる
これを読んだ人がパートナーであれば、なんとなく思い当たるものがあるかもしれません。
他方、男性も急激な女性の変化に戸惑うことも多く、最近一番アクセスが多い内容は
「妻が更年期障害で性格が変わった時に効果的な3つの対処法」という内容なので、女性も一度見てみても良いかもしれません。
更年期の症状は出てくる症状、時期、深刻さも個人差が大きいため、それが当事者を追い詰める原因ともなっています。
それは妊娠中につわりがひどい、月経痛がひどい、出産が重い、などと同じです。
男性でも成長期に成長痛が出た人、声変わりに声がかすれた人、特に何もなかった人、など個人差があったのと同じです。
更年期障害をただ知るでは足りない真の「理解」とは
さて、ここまでは「更年期とはなんぞや」「なぜ私が体調が悪いのか」に関する理解です。
しかし、先ほどお話ししたように、ここから難しいのが
③理解はしているが当事者の期待する対応ができていない
です。
男性の皆さんにお願いしているのは「本人の辛さを共感する」ことです。
痛みを感じることができなくても、話を聞いてあげることはできるのです。その時に「アドバイス」は禁物。
人は信頼している人に愚痴を聞いてもらったり話を聞いてもらうことで「オキシトシン」という物質が出て、その脳内物質がストレスを軽減することがわかっています。
ですから、まずは「傾聴」してもらう事が大事です。
また女性側からも「辛いから話をただ聞いて吐き出させてほしい、そうすると楽になるから」「アドバイスはいらないから」などと、どのような姿勢で聞いてほしいかをあらかじめ伝えることもおススメです。
より簡単に日常的に夫に更年期の状況を理解してもらうために
更年期のような不調はついつい当事者の女性だけの戦いになりがちです。
ですから当事者から「今どんな助けが必要か」を上手に伝えていくことが大きな手助けになります。しかし、複雑な感情が絡む当事者同士だと、面と向かって伝えるのが難しい場合があります。
例え伝えたとしてもうまく伝わらないことが多いのです。
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